EF65-57
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2004年にJR貨物高崎機関区の3代目の茶ガマと
なったのがEF65-57号機でした。

EF65-57は茶色に塗装変更されるとEF65の0番台
のなかでも一躍大人気の電気機関車になりました。

撮影は高速コンテナ貨物列車の2090レに茶釜が
入ったため早朝から行いました。

当時の2090レは秋田駅〜東京貨物ターミナル間
で運転されていて通常はEF64-1000番台の牽引
でしたがJR貨物高崎機関区のEF65が仕業に入る
こともある貨物列車でした。

撮影は
3072レEF65-10592096レEF65-535
2092レEF65-118
の通過順に川崎新町駅の駅端
で行い
ました。
2005.7.24撮影 八丁畷〜川崎新町  
JR貨物岡山機関区への転属が決まり、関東地区
での運用期間が残り僅かとなったEF65-57が
鹿島サッカースタジアム〜 東京貨物ターミナル
間の76レに入ったので撮影を行いました。

EF65-57は2008年3月15日のダイヤ改正で運用
を離脱したあと2008年4月21日に高崎を出発し
2008年4月22日2077レの次位無動力でJR貨物
岡山機関区へと転属回送されていきましたが、
転属1年9か月後の2010年1月27日には故障し
て、岡山機関区に長期間留置されていましたが
2012年2月13日にEF66-35の次位無動力で連結
されて広島車両所へ廃車回送され2012年4月に
は解体されてしまいました。

直線区間を走行するEF65-57は、ブドウ色2号
の車体が夕日に一層に映えて美しい写真になり
ましたが、これが最後の撮影になりました。
2008.3.8 撮影 滑河〜久住  

EF65-57は、EF65形電気機関車の一般型2次車
として中央線電化・増発用を目的に製造されて
新鶴見機関区に新製配置された機関車でした。

EF65形0番台電気機関車の一般型2次車では
1次車と比較して抵抗バーニア制御器をCS25
からCS25Aに変更しているほかスカート上部に
あった通風孔を尾灯上部に移動しています。

鹿島サッカースタジアム〜 東京貨物ターミナル
間のコンテナ貨物列車73レにEF65-57が入り
撮影を行いましたが、コンテナ編成には73レの
特徴である液化エチレンタンクが2基積載されて
いました。

トンネルを抜けた編成は、佐倉駅〜物井駅間の
水田地帯を加速して行きました。
2005.8.5 撮影 佐倉〜物井  
電気機関車撮影記録