EF58浪漫EF64PP 「さよなら浪漫号 伊東温泉の旅」号
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EF58-61牽引の「浪漫」が撮影のメインなので
往路列車の撮影後すぐに山の反対側へと移動し
ました。構図は、石橋鉄橋の大俯瞰に水平線を
少し入れてみました。
撮影場所にあたるミカン畑の農道は多くの鉄道
ファンのカメラで埋め尽くされました。
通過時間の直前には雲の切れ間から太陽が出て
の通過となりました。撮影後は撮影者一同の
感謝の大拍手が山全体に響きわたりました。
「浪漫」は運転の終了後、1日品川に留置され
12月4日にEF64-42牽引で品川から長野まで
回送されて12年間の歴史に幕を下ろしました。
「浪漫」は2007年3月に長野総合車両センター
にて全車両が廃車解体され牽引機EF64-42も
同時期に廃車解体されました。
2006.12.3 撮影 根府川〜早川
2006年12月3日・4日の2日間、団体臨時列車
「さよなら浪漫号 伊東温泉の旅」号が「浪漫」
を使用して松本駅〜熱海駅間で運転されました。
14系「浪漫」は車輛の老朽化と運用効率の問題
からJR東日本長野支社が廃車を決定し、この日
が「浪漫」のサヨナラ運転となったものです。
12月2日の夜、松本駅を出発した往路の列車は
松本駅〜新鶴見信号所間をEF64-42の牽引で
運転され、12月3日の朝には、新鶴見信号所〜
熱海駅間で東海道線へと入線しました。往路の
PP運転ではEF64-42が本務機を務めEF58-61
が後部補機に入りました。
ラストランの撮影は「全編成が入る風景写真」
「ダイナミックな構図がいい」と思い計画段階
から東海道本線の石橋鉄橋の大俯瞰で撮影する
ことに決めて、撮影場所の確保を行いました。
大勢のファンが撮影するなかトンネルを抜けた
「浪漫」は金色にワインレッドの美しい姿を
披露しました。
2006.12.3 撮影 早川〜根府川