EF65-86・EF65-1038
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EF65-1038がコンテナ貨物の2092レに入りました。
EF65-1038は高崎機関区に所属しEF65-1000番台
初期型国鉄色として有名で「センザンパー」の愛称
でファンに親しまれていたカマでした。
原色のカマで大型のパンタグラフを装備し埋め込み
式のナンバープレートを備えたEF65-1038は高機の
カマの中でも人気を集めました。
2008年1月30日には、高崎機関区から岡山機関区
へ転属され2月2日から転属後の運用に入りました
が同年12月には致命的な故障が発生して休車扱い
となりました。
転属後わずか1年2ヶ月後の2009年3月31日に廃車
されて吹田で解体されてしまいました。
2004.7.11撮影 八丁畷〜川崎新町
EF65-86は2096レの仕業後に東京ターミナルから
南部支線を単機で回送されました。
EF65-86は引退が間近に迫っていたため走行する
EF65-86の撮影は、この単機回送の写真が最期に
なってしまいました。
EF65-86は、2004年の夏で運用から離脱し同年の
12月11日に行われた高崎機関区の一般公開での
EF65-1038との並びの展示が引退の花道となって
廃車されてしまいました。
2009年6月にはEH200の上越線運用開始に伴って
EF64-1000番台の山線運用が6運用へと激減した
結果EF64-1000番台が高機EF65型の運用のうち
蘇我・鹿島以外の運用の大半をカバーしたために
高機EF65の運用は0になってしまいました。
2004.7.11 撮影 浜川崎〜川崎新町
2004年7月11日にEF65-86が化成品のコンテナを
牽引する2096レの運用に入りました。
高崎が「直流電気機関車の牙城」と謳われていた
時代のJR貨物の高崎機関区にはEF65型だけでも
国鉄色をまとうEF65-86・EF65-535・EF65-539
・EF65-541の4両が配属されていました。
EF65-86は、関東で最後のEF65-0番台の一般色と
なったために運用に入るたびに多くの鉄道ファン
の注目を集めていました。
本機は前面塗装が、かなり荒れていた時期もあり
ましたが引退を前に塗り直されており美しい姿で
の通過となりました。
2004.7.11撮影 八丁畷〜川崎新町