EF64-35さよならユーロライナー
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1985年8月24日にデビューした「ユーロライナー」
は東京南鉄道管理局の「サロンエクスプレス東京」
や大阪鉄道管理局の 「サロンカーなにわ」 に続き
名古屋鉄道管理局が12系を改造して製作した3本
目の欧風客車として改造費用に総額2億5000万円
をかけて国鉄時代に完成した客車でした。

撮影から10日後の2005年4月19日にはジョイフル
トレインとして約20年にわたり活躍した12系改造
「ユーロライナー」は最後までJR公式のサヨナラ
運転が行われないまま浜松工場へと廃車回送され
解体されてしまいました。

2005.4.9 撮影 興津〜由比  
新所原駅から普通電車に乗って浜松駅〜静岡駅間
を新幹線に乗車して再度「ユーロライナー」を追
い抜いて撮影を行いました。

品川駅に19時25分到着のスジで静岡県内を力行
するEF64-35+12系 「ユーロライナー」 の編成
は薩田峠をバックに東海道本線を上りました。

前日より追いかけ撮影を敢行し「ユーロライナー」
の有終の美を飾る2日間となりましたが翌日に
実施された本運転は悪天候のために撮影を断念
しました。

2005.4.9 撮影 興津〜由比  
2005年4月9日〜11日にかけてJR東海のジョイフル
トレイン12系「ユーロライナー」使用の団体臨時列車
「東京大学鉄道研究会創立50周年ミステリー」号が
美濃太田駅〜品川駅〜御殿場駅〜菊川駅〜品川駅
〜美濃太田駅で運転され上りの回送区間で撮影を
行いました。

撮影は友人と前夜に「急行銀河」に乗車して岐阜駅
へ向かい翌朝には
DD51-791牽引の姿を高山本線
の坂祝駅〜鵜沼駅間で撮影したあと新鵜沼駅から
名鉄特急で豊橋駅へと先回りして再び東海道線内
で列車を待ち受けてEF64-35牽引区間の撮影も行
いました。

2005.4.9 撮影 二川〜新所原  
ミステリー列車としてダイヤの非公開で運転された
列車は引退が決まっている12系 「ユーロライナー」
の最後の営業運転になるとのウワサもあって沿線
には多くのカメラマンが詰め掛けました。

東海道本線上り回送区間である新所原駅では中線に
「ユーロライナー」が停車すると多くの鉄道ファン
で車両撮影会のような人だかりも出来て駅停車中
は「ユーロライナー」の写真撮影で賑わいました。

「ユーロライナー」は出発時刻になり出発信号が
青になると、ゆっくりと発車して行きました。

2005.4.9 撮影 新所原駅  
電気機関車撮影記録