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公式写真の写りには関係なくパシナが「濃藍色」であったことが記念写真に納まった人の衣装の色と比べても判る
また濃藍色機関車上部が光の反射で白っぽく写っていることからも光の角度でパシナの写り方が変わるのが判る
川崎車輌で完成したパシナ979(パシナ10) 1934年撮影 S田鉄道博物館蔵
公式発表の写真の色からパシナの色は水色やグレーと想像されていったが
下の写真と撮影場所も撮影時期も一緒なのである
パシナ979(パシナ10) 1934年撮影 S田鉄道博物館蔵
1935年に南満州鉄道が新聞に載せた全面広告には「濃藍色の機関車」の記述がある 1935.3.26満鉄全面広告 S田鉄道博物館蔵
パシナ形機関車の塗色は「あじあ」開業後の牽引では、1934年の開業当初からパシナ1〜11(パシナ970〜980)の「濃藍色」と1936年に製造された
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