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東海道本線ではコンテナ輸送が主流の時代になって
も有蓋貨車ワム80000を使用した貨物列車が首都圏
や関西方面へ工場線直結で紙製品を送り出す目的
で設定されていました。

積荷の紙製品は春日井の王子製紙、吉原の日本大
昭和板紙及び富士の日本製紙の各工場から積み込
まれワムによる大量輸送が続けられていました。

東海道ワム貨は稲沢を拠点とし越谷貨物ターミナル、
春日井、梅田で運転され、春日井〜新座(返空)〜
吉原〜梅田(返空)〜稲沢(返空)〜春日井・ 吉原
という複雑な運用をする紙輸送列車でした。

馬入橋の撮影地には、
マリンライナー新製車の甲種
回送
の撮影を目的にやって来ましたが知り合いから
「今日の東海道線下りの紙輸送用ワムの返却貨物
3461レには EF65-1001が入るよ」と情報をもらえた
ため合わせて撮影を行うことにしました。

EF65-1001はワム80000を25両従えた長大な編成
での通過となりました。


2003.7.24 撮影 茅ヶ崎〜平塚  

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