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101系電車を基に設計に着手した当時の国鉄の財政
状況と設備や保守などの各事情を充分に考慮したう
えで経済性に最も重点を置いて101系電車の設計に
改良を加えて再設計された電車でした。

103系電車は1963年3月の登場から1984年1月まで
の21年間に3447両が製造されました。

ATSのATS-P形化に際してはME40形ブレーキ弁の
搭載車はME48形ブレーキ弁への交換工事が実施
されるなどのアップデート工事が図られて鶴見線用
の全車両は外幌の取付に伴う妻面窓の閉鎖も行わ
れました。


2003.7.19 撮影 新芝浦〜海芝浦   
夜間の鶴見駅は白いドームにカナリヤ色の103系が美しかった    2003.8.30 撮影 鶴見駅

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