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2006年12月3日・4日の2日間にわたり代替の後継車両
として485系電車から改造された「彩」 との置換えも決ま
り引退を間近にひかえた14系「浪漫」 と長野地区に馴染
みが深いEF64-42とお召機EF58-61を豪華にもプッシュ
プル運転で使用して、団体臨時列車「さよなら浪漫号 伊
東温泉の旅」号が松本〜熱海間で運転されました。
JR東日本長野支社は14系客車改造のジョイフルトレイン
「浪漫」を1995年から保有してきましたが車輌の老朽化
の進行ならびに機関車牽引による運用効率の問題から
「浪漫」を廃車させることになり最後の運転となったもの
です。
往路は、松本〜新鶴見信号所間が、EF64-42の牽引で
新鶴見信号所〜熱海間が本務機EF64-42と後部補機
EF58-61によるプッシュプル運転となりました。
12月2日の夜に長野を出発した団体臨時列車は中央線
を上り、12月3日の朝にEF64-42とEF58-61のプッシュプ
ル牽引で東海道線へと入線しました。
「浪漫」の最期は「全編成を風景写真にしたい」「ダイナミ
ックな構図がいいな」と思っていましたので、撮影は計画
段階から東海道本線の石橋鉄橋の大俯瞰でやることに
決めていました。
大勢のファンが見守るなかEF64-42に牽かれトンネルを
抜けてきた金色にワインカラーが美しい「浪漫」が東海道
本線を下って行きました。
2006.12.3 撮影 早川〜根府川 
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