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現在の 「せとうち」の店舗は立替後の2代目の店舗
でビルの2階にあります。

初代の店舗も同じ場所にありました。初代店舗前には
高崎機関区などで活躍した本物の直流電気機関車の
EF15-163号機の実物前面カットモデルが設置されて
いました。

当時の店舗の写真は2階の店の入口付近でも見ること
が出来ます。

現在の店舗前には、新幹線グリーン車側面や駅看板
表示板等が並んで店内にはホーロー製の行先看板や
駅銘板・時刻表などが多数常設されています。

東海道新幹線開通の1964年に開店した「せとうち」は
平成16年12月16日、喫茶店「羽根田」を「せとうち」に
発展的に統合して現在に至っています。

なお「せとうち」の店内テーブルにグランドピアノの天板
が使用されているのは創業者による「音楽列車」運行
にちなんだものです。


右の写真は2階「せとうち」店舗に通じる階段の様子
「せとうち」は男性の鉄道ファンのみならず平成6年に出版
された森まゆみ「谷中スケッチブック」に店舗が出てきたり
平成18年出版の酒井順子「女子と鉄道」にも鉄道系グルメ
として紹介され谷根千を散歩する方や旅の大好きな女性
グループの来店もあるお店です。

創業者の瀬戸内氏の意思を継いだ気さくなオカミさんに
事前に予約の電話を入れて料理は「おまかせコース」で
頼めば列車の走行音が静かに流れる落ち着いた雰囲気
の中でお酒を楽しむことができます。

客席は初代東海道新幹線0系グリーン車の座席と209系
試作車の通勤型ロングシートの席があって実物の座席に
旅のムードで座れるのが魅力となっています。

鉄道の現場で長年活躍して引退となった鉄道部品たちが
「せとうち」では日本の鉄道史を感じさせる店内のオブジェ
として見事にリユースされています。



右の写真は2階「せとうち」の店舗内の様子です

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