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1989年3月11日からは「富士」に1人用B個室寝台客車
オハネ25形1000番台「ソロ」の連結が開始されました。
東京~下関の牽引機関車にはJR西日本の下関地域
鉄道部下関車両管理室に所属するEF66が使用されて
いました。
横浜駅を朝9時35分に発車して東京駅へと向かう上り
EF66-42牽引 「富士」の東海道本線複々線区間での
撮影では、運が良く京浜東北線の北行・南行電車に
被られないで撮影できました。
上り「富士」の通過時刻は、「あさかぜ」通過の2
時間以上後であったために撮影は主に休日に行い
ました。
2004.4.12 撮影 蒲田~大森
1976年10月1日からは「富士」の使用車両が24系25形
客車に変更されましたが東京口の寝台特急としては
「はやぶさ」「出雲」と同時に最初の2段式B寝台客車
の投入列車となりました。
編成には新型の1人用個室A寝台客車のオロネ25形も
連結されました。
また1986年11月1日からは「はやぶさ」との共通編成
となってロビーカーの連結が開始されました。
EF66-43牽引「富士」の撮影は、「ユーロライナー」
の上京にあわせて根府川のSカーブで行いました。
2004.7.25 撮影 根府川~早川 
寝台特急「富士」の下関~ 門司の牽引には、JR九州の
大分鉄道事業部大分車両センターに所属するEF81形の
電気機関車が交流と直流の切替区間を通過するために
使用され、門司~大分の交流区間の牽引にはED76形
電気機関車が使用されていました。
ED76形牽引の上り 「富士」の撮影は、山口線のSL重連
「やまぐちデラックス号」の遠征撮影にあわせて前日に
空路で北九州空港に到着したあと日豊本線で杵築まで
移動して行いました。
ED76-94牽引で順光の築堤を行く「富士」編成はゆっくり
と通過して行きました。
2008.7.31 撮影 大神~杵築
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